005:釣りをする人


そういや、釣りに行こうって話出てたよなぁ。
って思いだす。

まだ付き合いだして1年も経たない頃、彼氏にバイクで海が見える場所へよく連れてってもらった。海って言っても浜辺でなく、埠頭である。基本的に、平日、僕の大学授業が昼までの日に学校の近くまで迎えに来てもらっては昼ごはんを食べてどっかに行ったものだ。
で、海釣り公園に行った時、初めて彼が釣りをする人だと知った。
僕は基本的に生々しいものが苦手なので、魚が針にかかるだけでも「痛そー・・・」と思ってしまう。
そういう次元じゃないんだろうなぁ。釣りをする人ってのは。
自分の好きな人が、自分の知らないことをやってるとこというのは見たいものである。
それで自分が今までしたことのない体験ができるとなれば、好奇心も湧くもので。
「釣りいっしょに行こ」って行って、早3年。笑。

お互いめんどくさがりな僕らは結局あまり気合が入らない限り、変わったことをしようとは思わない。
それを不満に思ったこともあったけど、それで続いてるのだからこれもこれでいいのかもしれない。
君の好きなものすべてを僕は好きになれると思わないけど、君が好きなことをやってる傍らにいたいと思ったりもしてる。
いっしょに釣りはできないけど、その横で君に寄っかかって音楽を聴いてるってのもいいんじゃない?
君が釣った魚や使う道具について君が話をしてくれるのを聞いてるだけでも僕はきっと楽しいと思う。
そろそろ、釣り、行く?








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